紙本
本紙 133 ×31㎝
軸装 203 ×41,8㎝

山本悌二朗
明治3年(1870)~昭和12年(1937)
号/二峰
新潟県出身
実業家・政治家
台湾製糖二代社長、田中儀一内閣と犬養内閣で入閣。

辛亥革命で散逸の危機にあった
中国内府、政府高官の所有する中国の書画の名品は、

日本で販売することを彼らに依頼された
犬養毅(木堂)・内藤湖南らの働きで
数多く日本にもたらされました。
現在の京都国立博物館・上野理一コレクションもその時に収蔵されたものです。

山本悌二朗氏は
「東洋のものは東洋に残したい」と
それらの中国書画を精力的に収集された方。
経済的理由から、散逸しそうになったコレクションを
山本氏の側近であった猪熊信行氏が引き継ぎ
《澄懐堂美術館》として三重県四日市市駅前に美術館を設立されました。
現在は水沢町に移っています。
重要文化財を含む
中国書画の名品が堪能できる美術館です。

この作品は大正13年(1924)
二峰54歳の作品。

気取りがなく、素直な書です。

「箱を作る金があったら、1本でも多くの作品を買い、後世に残そう」と
買った軸を虫よけのために新聞でくるんで運んだという逸話のある二峰らしい
装飾を一切排した、清々しい作品です。

二峰の故郷新潟県で見つけました。

当時としては上質な裂をたっぷり使って軸装されており
この書の揮毫を依頼した方の
二峰への尊敬の深さが感じられます。

本紙、軸装に折れ・汚れ・傷みがございます
上下一文字は剥げかかっています
真筆保証
箱無し

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