21,5 ×28,6㎝
紙本

皆川淇園(みながわきえん)
享保19年(1735)~文化4年(1807)
京都の儒学者
名は愿(げん)
別号/有斐斎(ゆうひさい)

江戸時代中期の京都において
私塾弘道館を開いた人で、門下は3000人ともいわれています。
画は円山応挙に師事し、詩・書にも優れた
当時一流の文化人。
弘道館は、当時の文化人のサロンだったそうです。
同時代の豪商にして文人・画家・大蔵書家・大コレクターで
池大雅、伊藤若冲・圓山応挙・売茶翁らともとても親しかった木村兼葭堂さんも
皆川淇園さんの門弟だったことからしても
京都の文化人の中心だったことがわかります。

数多くの皆川淇園作品(ほとんど偽物)が古物市場に出現します。
当時、よほど人気のあった方なのでしょう。

この作品は珍しく本物。
大変に美しい書です。

寒煙横野水
古樹隠村橋
日出山光媚
知是竹霧消

「自題山水小景
平安皆川愿書」
とあることから、
冬の朝の情景を詠んだ、淇園さんご本人の五言絶句であろうと思います。

「皆川愿印」白文方印

軸装も額装もされない
本紙に台紙を付けただけの状態です。
コンディションも良くありません。
画像をご覧ください。

¥30,000
消費税・送料別
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弘道館は
2009年に建築物とお庭が取り壊されることになったところを
有志による保存活動により、
現在は、現代の学問・文化サロンとして
伝統文化を学ぶ講座
お茶事・お茶会
人材育成・調査研究などなど
様々な活動をされています。
さすが京都
淇園さんに負けず劣らない、素晴らしい方が現代にもいらっしゃいますね。