本紙 136,5 ×61,5㎝
軸装 182 ×74,8㎝
軸先の端から端まで 85,5㎝
紙本淡彩

鈴木松年
(すずきしょうねん)
1848(嘉永元年)~1918(大正7)

明治・大正期に京都画壇で活躍した大家。
父・鈴木百年(ひゃくねん)も京都の有名絵師。
昨年(2018年)には、香雪美術館で、
生誕170年・没後100年記念展
「鈴木松年 今蕭白と呼ばれた男」
が開催されています。
上村松園の最初の師としても知られています。

この作品は、
松年らしさ全開の豪快な太筆で
達磨の丸い輪郭と衣をぐるーっと描き、圧巻です。
肘をつき、神妙な顔つきで本を読んでいます。

自賛の
「時照見五蘊皆空度」は
般若心経の一部分ですので
この本は般若心経でしょうか。

禅宗の祖・達磨大師が般若心経を勉強している図。

大師の肉身にだけ肌色が施され、
眼玉と耳輪の鮮やかな白さが鮮やかで
とても生々しい。

周りの空白を薄墨を掃いて埋めることで
生身の部分が際立っています。

箱無し
多数の折れや傷みがございます。
左の軸先は取れかかっています。

《お買い上げありがとうございます》

鼻から頬にかけて汚れているように見えますが、実際には折れているだけで、汚れはありません。

上部の傷みと折れ

折れ