胴部分の径 約9㎝
口径 約7㎝
高さ(蓋をしない時)約6㎝

近藤悠三
1902(明治35)~1985(昭和60)
京都生まれ。
12歳で京都市立陶磁器試験場付属伝習所轆轤科に入所
卒業後、同所の助手を務め、
その後19歳で富本憲吉に師事。
京都に戻り、研究研鑽を積まれて
日本工芸会常任理事をなさったり
京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)学長をなさったり、
1977年(昭和52)人間国宝に。

この作品には
箱の蓋裏に
近藤先生ご自身が、後年に極めた箱書きがあります。

「楽小壺
昭和二十二年頃の作 悠識」

昭和22年(1947)
近藤先生45歳の若い時の作品。
晩年には、
磁器に染付に赤絵や金彩で絵付けした
絵画的な作風を確立した近藤悠三さんが
若い時代に様々な焼き物を作って研鑽されていたことがわかる作品です。

薄い造りで軽く
おおらかなフォルムに
細かな間隔で浅く施された輪線が良いです。

後から蓋と仕覆を誂え
大振りな茶入れに見立てています。
仕覆の裂がまたイイ。

底に
「悠」と彫銘がございます。

《お買い上げありがとうございます》

親指の右手「悠」彫銘

仕覆

箱蓋裏。近藤悠三先生ご自身による極め書。