口径 約12,2㎝
高さ 約8,8㎝

京焼と思われます。
大きな宝珠の後に

一日かのえとら
二日かのえう
と、十日まで十干(じっかん)が書かれたあと、

「立春大吉」

ねの日松うえて(?)よし
うしの日いそいでよし
と、「これをするとラッキーよ」が続きます。

最後の一行は
「萬延二年辛酉年暦」

萬延2年(1861)は、2月19日に年号が文久に変わったので
実際には2月18日で終わっています。

嘉永6年(1853)にペリーが浦賀に黒船でやってきて、
250年も安泰だった江戸幕府がぐらんぐらんと揺らぎ、
安政、万延、文久、元治、慶應と
短期間の間に、元号が次々と変わります。

調べてみると、幕末のこの時期
各地で地震も頻発しています。

今以上に、混乱し、不安定な世の中であったことは
間違いありません。

そんな時に、
「~よし。~よし」
「十二月大幅」
と、良い占いばっかり茶碗に書き連ねた、
庶民の願い、未来への前向きな姿勢を
感じずにはおれない作品です。
時代箱付。

《お買い上げありがとうございます》