縦 8~8,5× 横 11~11,5cm
高さ 2,5~3cm
1650年代

この器の見どころは
なんといっても、この縁模様です。
上下には▼が三つずつ
左右は短冊のような幾何学模様。

桃山の香りがします。
このような幾何学模様は
西洋からもたらされ、流行した南蛮柄です。

見込みに描かれた山水図がオーセンティックなだけに
無機的な模様とのミスマッチが効いています。

なんて凄いセンス。

ぽってりした生掛けの肌
貼付高台のしっかりした仕事。
初期伊万里から所謂藍九谷手への移行期
初期伊万里末期の
力強いお品です。

高台の幾何学模様もお洒落ですね。
鍋島焼の高台模様の源かもしれません。

個人的には
絵付職人が段々疲れてきたのか
やっつけ仕事な感じも堪りません。

呉須は画像より紫がかった上品な染付です。

5枚の内
無キズは一枚のみ
あとの4枚にはごく小さなホツがあります。
画像でご確認ください。

¥385,000 / 5枚
消費税・送料込

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❶ 完品無キズ

❷ 右上角に2㎜のホツ有り

❷のホツ

➌ 左上角に5㎜、左側面下に3㎜のホツ有り

➌のホツ画像❹ 下の縁の裏に5㎜のホツ有り

❹のホツ画像

❺ 小ボツ多し