長径16㎝ ×短径14㎝
1640~50年代
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下方右側には舟から釣り糸を垂れる人がいます。
後ろのとがった山や左側の奇妙な姿の松樹、奇岩は
中国明~清朝の絵画の特徴を写していますね。
上半分には色絵で描かれた瓢箪。
立派な紐が宝物感を演出しています。
瓢箪の地紋には陽刻で唐草が描き出されています。
生き生きとした唐草の表現に
技術の高さが顕現しています。
水平に立ち上げた二段縁の
シャープなフォルムが美しい。
裏は四方に桃模様。
初期色絵だけの裏吉祥文です。
裏の見込みは二重角福。
縁の上部左側に
8㎜×3㎜ほどの直しがございます。
他にも、縁にホツのように白い部分がみえますが
鉄釉がのっていないだけで
キズではありません。
柴田コレクションⅢ №98と同じ時に作られたお品と思われます。
箱無し
¥60,000
消費税・送料込