本紙 88× 30,2㎝
軸装 174× 32㎝
紙本着色

森白甫
1898~1980年

紅葉した葉もほとんど落ち
たわわな実をつけたハゼノキにとまる小鳥

真っ黒な瞳でハゼノキの実をみつめています。

残り少ないハゼノキの葉の
なんて美しい赤!

輪郭は描かず
たっぷりと水を含んだ筆に色を重ねて
グラデーションを楽しむ描き方。
葉っぱの軸や芽の部分は
塗り残すことで形を表しています。

小鳥の羽はふわっふわ!
優しい画です。

よく見ると
小鳥の顔やハゼノキの実部分は
クリーム色の胡粉で縁取られ
ぼやけがちな全体の印象を、優しく引き締めています。
微妙に違うたくさんの色で描かれた実も
とっても楽しい。

これから晩秋にかけて
インテリアにぴったりな作品。

小鳥の右側に折れがあり
水分が多すぎたためでしょうか
実の部分の紙に皴があります。

多少のシミがございますが
もともとあえて繊維の粗さを見せるモミ紙に描かれているため
ほとんど気になりません。
上下の一文字と風帯には楓模様の竹屋町が使われ
上品上等な仕立てです。

門人の題箱付き。

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