明治時代
径約12,6㎝(個体差があります)
□
大きな月。
芭蕉の下にうしろ姿の仔犬。
左下に「応挙」の款記と二つの印章。
応挙の作品を模様として印刷した小皿。
当時の応挙の人気の凄さが想像できます。
もとになった応挙の作品は
よほど有名な図だったのでしょうが
現在どこにあるのか確認できません。
仔犬はいませんが
大きな芭蕉と月の図は
相国寺の承天閣美術館所蔵の
「鹿苑寺大書院障壁画」
が有名ですね。
若冲と応挙の作品がミックスされた可能性もあり
興味深い一品です。
よく見ると
月にかかる雲や芭蕉の葉は
濃いブルー、薄いブルーで刷り分けられています。
版画としても十分に楽しめる作品です。
真白な仔犬の後姿。
11枚あります。
それぞれ、印判の刷りやコンディションが違いますので、
個々の画像でご確認ください。
鮮やかなコバルトブルーに撮影されていますが
実際はもっとくすんだ発色です。
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①~⑧ 一枚¥3,000(➂sold)
⑨~⑪ 一枚¥2,500
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① 見えにくいですが、芭蕉の下部の小さな葉っぱの上辺りにゴマ粒ほどの白い盛り上がりが3点ございます。

①裏

②

②裏

➂

➂裏

④ 少しガタつきます

④裏 縁に目立つひっつきがあります。高台の一部の胎土が削げていますが、釉薬は掛かっています。

⑤

⑤裏 大きなへこみがあります

⑥ 器の真ん中左上から右下に向かって、線状に釉薬がきれています

⑥裏

⑦

⑦裏

⑧

⑧裏

⑨

⑨裏

⑩

⑩裏

⑪

⑪裏