口径 約 11,2㎝
高さ 約 7㎝
高台径 約 4,5㎝

近藤悠三
明治35年(1902)~昭和60年(1985)
京都生まれ。
京都市立陶磁器試験場付属伝習所で学んだあと
助手を務め、
その後富本憲吉に師事。
研究研鑽を積まれて
日本工芸会常任理事をなさったり
京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)学長をなさったり、
1977年(昭和52)人間国宝に。

この作品は
小振りの天目茶碗。

高台内左脇に
「悠」
の彫銘。

箱の蓋表書は
「天目茶碗」
「悠三」
年齢を重ねてからの
払いを太くした特徴的な書き方でなく

堅い筆致の真面目な
いかにも若い人の墨書きです。

湯を差すと
丸い底が深いグリーンに輝いて
とても美しい。
宇宙の奥深さ、とか
神秘的ななにかを感じる美しさです。

外側の釉薬の垂れ具合も良い感じ。

12歳から轆轤を学び、
研鑽を積みに積んだ方の造られる
お茶碗は本当に美しい姿です。

共箱付
箱・箱の蓋に汚れがございます。

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この文字の姿は、富本憲吉さんに似ていますね。