本紙 23,2 ×26,6㎝
軸装 112 ×27,7㎝

松永耳庵
明治8年(1875)~昭和46年(1971)

本名・安左エ門
長崎県生まれ
福沢諭吉を崇敬し慶應義塾入学中退、
三井呉服店・日本銀行を経て貿易業を営んだのち
福博電軌鉄道を設立したことを皮切りに電力事業に携わり、
日本の近代化に大きく貢献した人。
戦争中には、
国家の電力管理政策に強く抵抗し、
「電力の鬼」と、異名されました。
60才の時に、鈍翁/益田孝の策で初めてお茶会をして
お茶にハマり、
たった三年で「茶道三年」を著わすほどの茶人となります。

書画骨董の師は魯山人ですが
後に大喧嘩して決別します。

大茶人、原三渓のお茶の愛弟子でもありました。

文化庁が購入しようとしていた平安仏画の傑作、
国宝《釈迦金棺出現図》を購入したことでも有名です。

本作品は、
「寝る子ハ育ツ」
と書いた色紙を軸装した作品。

「庚子」の年号から昭和35年、
耳庵84才の作品とわかります。
この年の前年、小田原に松永記念館を開館されています。

飾らない
強い
耳庵の書。

本紙全体にシミがでています。
巻き留め附近の裏側に、僅かな傷みがありますが、
表には影響していません。

軸先陶製
合わせ箱(箱がだいぶ大きいです)

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巻き留め附近の裏の傷み