高さ・蓋のつまみを含む 約22,5㎝
幅・一番太い所部分 約13㎝
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十三代高取八仙
昭和9年(1934)~
高取焼は福岡藩の藩窯として
慶長年間に朝鮮の陶工の技術指導で開かれました。
蓋表、「高取 かけわけ 細水指」の箱書は、
遠州流十二世・小堀宗慶さん。
大正12年(1923)~平成23年(2011)
箱蓋裏中央下部に
「宗慶(花押)」の落款
非常に洒落た水指です。
細長い形を生かし、縦のラインに描き分けています。
内側は黒い釉薬が施され、
開けた時に非常に効いてきます。
90度づつ様々な景色を正面にできるように、
つまみの向きを90度変えた
真塗、溜塗の二枚の蓋が誂えられています。
小堀宗慶さんの書は、
定家様の最高峰といっていい、
美しい字姿です。
共箱・共布
溜塗の蓋裏にキズがございます。
箱に僅かな難がございます。
画像でご確認ください。
《ご売約ありがとうございます》

裏 高取印銘

蓋表 小堀宗慶箱書

蓋裏

非常に下ての良い箱です。箱側面に僅かなキズ。

箱裏

箱側面右上に蔵番を剥がしたような跡。

箱側面コンディション。箱に紐の跡が残る程度に、全体にヤケています。

箱側面のコンディション。

蓋、向かって左真塗。右溜塗

溜塗蓋表。

溜塗蓋裏。使用による擦れ、剥げがございます。

剥げ部拡大

真塗蓋

真塗蓋裏

布