径 12,6㎝
高さ 約8,8㎝
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茜窯
岡田華渓(大正10年/1921~)が、
京都東山に開いた窯。
雲錦手は桜と紅葉を描いた図案。
お花見と紅葉狩り、貴賤を問わず、
季節を楽しむ日本の愉しみの両方を一つの画にした
華やかな文様です。
一年中使えます。
このお茶碗は、
金で描かれた桜の中にも、紅葉の中にも
ごく細い金の筆で
様々な花がぎっちりと描き込まれた、
とりわけ繊細でエレガントな文様。
武者小路千家13代有隣斎は
「雲錦花結」
と箱書きされています。
聞いたことのない呼び名ですので、
有隣斎さんが名付けたのかもしれません。
センスの良い名前ですね。
2輪描かれた桜の一つが、
口縁をまたいで内側へつながっているのも
大変気が利いています。
お茶を飲みながら、
お茶碗を楽しめる素晴らしいデザインです。
箱の蓋表に
「EXPO'70 記念」
と書かれています。
51年前の作品とわかります。
¥60,500(税抜き¥55,000)
消費税・送料込

箱蓋表書

箱蓋裏 武者小路千家官休庵13代有隣斎極め書