本紙 35,8 ×7㎝
軸装 156 ×26,6㎝
紙本着色

堂本印象
明治24年(1891)~昭和50年(1975)
京都生まれ。
大正・昭和の京都を代表する日本画家。
文化勲章受章。
京都市北区衣笠に京都府立堂本印象美術館があります。

印象がつけた作品のタイトルは
「夏」
真赤な躑躅が一枝描かれます。
よく見ると、
後ろに細長い草が伸び、
初夏の庭の風景を切り取った画面だとわかります。

良質な顔料が使われているのでしょう。
紙から目に飛び込んで、
胸に喰いいるような透明感の赤色です。

〈ノトキリシマ〉
という躑躅をご存じでしょうか。

その名の通り、

能登地方の初夏、
時に何メートルにもなる大木に
燃えるような赤い花が咲き誇るんです。

それを思い出しました。

真っ黒な、勢いのある細い筆で、
蕊を支える花糸(かし)が描かれています。
躑躅の花糸って、
こんな風にフレッシュですね。

晩年には抽象的になっていく印象の絵が、
抜群のデッサン力と、
優れた質感表現に支えられていることがわかります。

細く開けた窓から覗いたような、
生き生きとした初夏の近景。

短冊の形でなければ表せない、
素晴らしい小品です。

躑躅の赤い花の色が遠くまで届きます。
初夏の待合掛けに、ぴったりです。

春芳堂による軸装
自題二重箱

シミが全面に出ているために格安です。
画像でご確認ください。

¥60,500
消費税・送料込

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堂本印象