口径 約13,3㎝
底径 約5,3㎝
高さ 約8,5㎝
朝鮮王朝時代17世紀中~18世紀初

御本(ごほん)茶碗は、
日本から注文し、
対馬藩が仲介して朝鮮・釜山釜で焼いた茶碗ですが、

同じ頃に、訳官(通訳の役人)によって日本に渡ってきた、
朝鮮で焼かれた茶碗が
半使(はんす/役人のこと)茶碗です。

資料によると、
寛文12年(1672)には、4000個以上も渡ってきています。

本品は、
呉器のような姿です。
美しい丸さから、口縁が少し広がり、
口縁下に輪線が施されています。

高台は高く、
高台内は丸く削られて低い兜巾があります。

濃い赤みの釉薬が高台を除いて掛けられ、
薄い部分は、青味のあるグレーに発色しています。
鉄釉で、
「心」に似た模様が伸び伸び描かれています。

内外に白い釉薬が流れ、
良い景色です。

湯を差すと、
赤い斑点が、「ポッ、ポッ、ポッ」と浮かび上がって現れます。

滑々した肌です。

仕覆は南蛮船と南蛮人模様の古裂。
南蛮渡りと高麗渡り。
珍しい、貴重な渡りモノに
心を躍らせた所有者の気持ちが伝わるようです。

仕覆の裂や紐はかなりヨゴレ傷んでいます。

時代箱の蓋に
「者ん寸(はんす)」
の墨書き。
蓋の桟が一本失われています。

《お買い上げありがとうございます》

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半使茶碗

仕覆

仕覆上から

仕覆後ろ