本紙 97,5 ×27,5㎝
軸装 170 ×41㎝
紙本墨画

維明周奎
いめいしゅうけい
享保16年(1731)~文化5年(1808)

伊藤若冲に画を学んだことで知られる禅僧です。

ちょうど2021年11月~2022年2月に
花園大学歴史博物館で開催された「両足院展」において、
初公開された両足院の寺宝の中にも、
維明周奎の作品がありました。
図録解説・資料に
その来歴が詳しく記されています。
周奎は、
相国寺の梅壮顕常に見え、
その後相国寺のお坊さんになりますので、
梅壮顕常と親しかった若冲と縁ができたことは、
容易に推測されます。

両足院展の時のポスターは、
維明周奎の「墨梅図」でした。

下がった枝から、鋭角に折れ、垂直に上に伸びた、
花盛りの梅の枝。
本作品と同じコンセプトです。

若冲も、同じような姿の枝を、
よく描いています。

賛は

含章簷下春風面
造化功成秋兎毫
意足不求顔色似
前身相馬九方皐

南宋の詩人・陳與義が墨梅の賛に書いた七言絶句です。
維明周奎自身の筆で書かれています。

非常に美しいお手です。

狩野永徳が絵画について問答したとする文献によると、
この詩は画工の心得だそうです。

一句目は、梅の花の美しさを
二句目は梅樹木立の見事さを
三句目は、色を使わないで画を極めたら特に素晴らしい、
四句目は、列子に出てくる馬の目利きを出して、
表に見えているものでなく、骨格が大事だと
そんな意味です。

水墨で描かれた、激しい枝ぶりの梅の絵に、
まさにピッタリ。

外隈(そとぐま/輪郭の外に薄墨することで形を表す)で描かれた月。
逆光に映える花の絶頂です。

本紙・表具共に折れ、傷み、汚れがございます。
画像でご確認ください。

箱無し
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維明周奎筆墨梅図前身相馬九方皐

維明周奎筆墨梅図前身相馬九方皐

維明筆梅図

 

軸装下部