本紙 98 ×35,8㎝
軸装 167 ×48,4㎝
絹本著色

節句の幟(のぼり)旗に描かれた躍動感ある鍾馗様。
端に吊るされた短冊形の小旗の鬼を睨みつけています。

小旗は大きく翻り、
転がるように逃げ出した鬼の
慌てふためく様と連動していますね。

両脇の幟には
うねり、大きくしぶきを上げる波が鮮やかな藍色で描かれ、
この作品に、一層の動きを与えています。

鍾馗様の旗に絵師の落款が記されます。
これはもまた、粋な手法です。

「再々其達」
正昆 朱文長方印

〈菁々〉とか〈噲々〉とかの号は
江戸琳派の名乗り方の一つ。
江戸琳派の祖・酒井抱一の弟子で後継者の
鈴木其一の弟子に、稲垣其達がいますので、
その其達の作品と思われます。

江戸っ子らしい
粋で勢いのある作品でありつつ、
描き込みが非常に丁寧な良い作品です。

本紙・軸装に、僅かに汚れがございます。
画像でご確認ください。
合わせ箱

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其達筆 幟旗鍾馗図

其達筆鍾馗図

落款と汚れ

唐木風軸先

軸装上部汚れ。絵の中の波に合わせ、唐草文の裂を使ったと思われます。

節句を寿ぐ瑞鳥文の一文字裂

箱は別物で、少し大きいです