長径 約15㎝
幅 約7,5㎝
高さ 約7,5㎝

市川銕琅(てつろう)
明治34年(1901)~昭和62年(1987)
岡倉天心と共に古美術の調査・研究をし、
東京美術大学の創設にも関わった彫刻家加納銕哉(てっさい)に師事した、
奈良一刀彫・鉄筆彫刻の名工。

一塊の木材から彫り出された伊勢海老。
長い触角も、後付けではなく、削り出されています。
リアルさを追求する彫刻と違って、
「工芸人形」の味わいを強く魅せる、面の顕(た)った造形です。
派手な彩色が、
奈良一刀彫のルーツが春日大社の祭礼に飾られた人形であることを感じさせます。

触角の付け根や髭のトゲなどに、
小さな欠損・剥落がございます。

共箱の表側がかなり汚れています。

画像でご確認ください。
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市川銕琅刀木彫彩色伊勢海老

触角の付け根の小トゲの欠損・右触角の彩色剥落部分

左触角先端イタミ

「銕琅」彫銘・脚の擦れ


箱蓋表・裏