口径 約15,5㎝
高台径 約6㎝
高さ 約4㎝

底から上に広がる途中に、
一段段が施され、
口縁が気持ち立ち上がっています。

もともと平茶碗として作られたのかな、
の印象です。

見込み真ん中に6弁の花を置き、
その周りを小さな花を繋いで囲みます。
その周りを5本の輪線、
更にその外側に、小さな花を繋いで4段、
輪線、ランダムな短い斜めの彫線、輪線。

厚く成型され、手取りが重いです。
我が家のキッチンスケールでは354gでした。
釉薬も厚めに掛かっていて、
白土象嵌部分に窪みが生じていません。

セオリーでは、
平茶碗は夏の暑い季節の茶碗ですが、
本作品は、寒い季節にも使いたい気持ちになります。

厚い胎土から大きく広がる湯の温かさが、
手のひら全体で味わえます。

非常に上手い金繕い3箇所、
ニュウが2本ございます。

表に更紗、内に正絹を使った仕覆と
誂え箱付。

箱の蓋に薄い滲み跡がございます。

¥88,000
消費税・送料込

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高台内目痕3つ、高台畳付に深いソゲ有り


 


蓋の滲み