合口径 約7㎝
畳付径 約4㎝
高さ 約6,7㎝
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渡辺清
安永7年(1778)~文久元年(1861)
名古屋で活躍した絵師。
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目の詰まった木胎に、岩絵絵の具で雪山を描いて、
余白に金雲をあしらいます。
裾野から、緑が見えています。
樹々が芽吹く頃に冠雪した、そんな感じです。
内側は金が施されています。
金箔を貼ってあるようです。
棗に施される模様は、
普通は棗の形ありきのデザインですが、
絵師が絵付けしただけあって、
一つの絵画作品として完結しています。
お客様から見た時に、
「イイ絵だな」
と、強い印象を与える棗です。
向かって左の山の裾野に、
墨書きの落款と朱の花押が記されています。
蓋に、一ヶ所ニュウが入っています。
画像でご確認ください。
時代箱付
¥35,000
消費税・送料込
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□蓋のニュウ部分
裏
紐がやや短いです