本紙 26,9 ×24㎝
軸装 144,5 ×46,3㎝
紙本墨画

竹内栖鳳
元治元年(1864)~昭和17年(1942)
明治から戦前の京都画壇の巨星。
ヨーロッパの写実画法を日本画に取り入れ、
日本画を近代化した画家。
たくさんの一流画家が、栖鳳門下から輩出されています。

もともとは色紙に描かれた炭の画。

お茶で使う、ぎっちょと割ぎっちょですね。

青墨の没骨で表わされた炭の形は、
たっぷりの水分で、全く迷い無く描かれています。
さすが、写実を極めた方の表現は、
こんな小品にも、見事です。

真っ黒な墨の炭の木目は、最小限の筆数。

モチーフを下半分左寄りに、
落款を真ん中右手に書いた画面のバランスが、
絶妙に心地良い作品です。

タイトルも、センスが良いですね。

本紙にシミが出ています。

軸装にもシミが出ており、
特に巻き留めと巻軸部分に激しく現れています。

自題二重箱
内箱にもシミ有り

¥55,000《ご商談中御礼 5/25》
消費税・送料込

シミがあるため格安ですが、
本紙のシミは掛けるとあまり気になりません。

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竹内栖鳳筆春寒

竹内栖鳳筆落款部分
軸先象牙

本紙シミ/掛けると目立ちません
  
軸装のシミのきつい部分

裏面
竹内栖鳳筆春寒  


しおりが付いています。