外径 約8,3㎝
鉄製
金銀象嵌

ペアになる鐶の合わさる面が平らに作られ、
重ねた時に一本に見えるように作られています。
相生鐶です。

二本を合わせると、
切れ目を下にして、上部分は大角豆(ささげ)形で、
左右は捻り形。
箱の蓋に書かれた通りの象形です。

二本重ねた時の厚みは約8㎜。
使う時は、4㎜の厚さで使われるんです。
こんなに細いのに、湯の入った釜を持ち上げ、
変形しない強度のある品を作る、
釜師の仕事は凄いです。
一日の終わりに、窯の湯を捨てる度にそう思います。

重なり合う平らな面に、
様々な大きさの青海波と千鳥が金銀で象嵌されています。
銀部分は厚く、少し盛られています。
凄い技術です。

高木治郎兵衛は、京都の釜師。
初代が大西家10代浄雪に師事し、安政2年(1855)に独立。
現在6代目。

本作品が何代目の作品かは不明です。
錆が出ています。
画像でご確認ください。

共箱

¥25000
消費税・送料込

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高木治郎兵衛作青海波千鳥大角豆捻鐶 

 



 

 
箱内/ 蓋裏