長 17,4㎝
遠州型櫂先・折撓
逆樋・双樋
直腰・中節
二刀

池田瓢阿
初代/明治14年(1881)~昭和8年(1933)
二代/大正3年(1914)~平成15年(2003)

益田鈍翁の依頼で、名物道具の籠の写しを制作し、
その出来の良さから《瓢阿》の名を鈍翁さんから賜った人。

本作品の本歌の作者・篷雪は、
小堀政尹(まさただ)
通称・権十郎
寛永2年(1625)~元禄7年(1694)
小堀遠州さんの三男です。

篷雪の茶杓「むしくひ」を、
瓢阿が《写して》作った茶杓です。

その名の通り、
茶杓本体には、節の上に虫が喰ったような穴が開いています。

「寫し」だとわかっているので、
「ああ、これは、熱した金属のごくごく細い棒で、開けた穴だな」
と思えますが、
説明なしに渡されたら、虫食いに見えるでしょう。
しかし言われてみると、人の手によって開けられた穴の姿をしています。

竹の質感が、400年経った質感よりも若く、
近代の質感であることも、
手に取るとなんとなくわかります。

様々に、とても勉強になります。

茶杓は、武士にとっての刀のような、
茶人にとって特別な存在です。
それを《写す》ことは、
職人の技量のすべてを尽くした、
ある意味命がけの仕事であったでしょう。

筒の裏の下にも穴があります。
竹を薄く削いでいってできた、
微妙な、イイ穴です。
さすが、鈍翁さんの心を掴んだ竹細工師。
《写》の中に、
瓢阿でなければできない仕事が詰め込まれた一本です。

共筒・共箱
(箱に傷んだ形跡があります)

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池田瓢阿作篷雪茶杓写むしくひ
 池田瓢阿作篷雪茶杓写むしくひ  





   

   

 



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