約22,6㎝四方
高さ 約3㎝
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一見すると、黒漆に朱漆で紅葉が散らされた四方盆。
手に取ってよく見ると、
紅葉の隙間に、黒漆で桜花が描かれています。
江戸時代に、贅沢を禁止された庶民文化に生まれた
「雲錦/うんきん」手。
「春も秋も、一つでどちらも使えるんで、(お上の意向)倹約に合った模様です。」
庶民の知恵から生まれた模様です。
竟求一閑は、浪花一閑とも呼ばれ、一閑家から分家した職人家らしいのですが、
詳しいことはわかりません。
とても軽いです。
裏面は漆の下に紙の目が現れています。
総柄のお着物に合わせる帯と同じで、
華やかなお干菓子を乗せるとゴージャス!に、
シンプルなお菓子を乗せたらシブ派手に、
持ち主のセンスで、様々な盛り映えを楽しんでいただける器。
雲錦は、春秋だけでなく、一年中使える意匠です。
共箱(蓋表に汚れ有。蓋がやや反っています)
¥13200《ご売約ありがとうございます》
(消費税・送料込)
裏面
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箱裏面