京都文化博物館《池大雅展-あるコレクターの視点》

2023 10/7(土)~12/3(日)
池大雅展 ─あるコレクターの視点 – 京都府京都文化博物館 (bunpaku.or.jp)

の開催に合わせて、弊店も

《大雅世界の冬を楽しむ》展

致します!

10/9(月)~11/30(木)
11:00 open~閉店時間は
<10月はこちら>
<11月はこちら>

見るだけお茶だけ大歓迎!
基本的には、夜20:00まで開けてます。

会期中休業日がございます。
営業日時をご確認ください。

◆10月の予定◆
◆11月の予定◆

書画作品、特に大雅作品は、
直接見るのと画像で見るのと全然違います。

画像で見て美しい景色。
でも直接出かけて実際に見ると感動のレベルが全然違いますでしょう?
そんな感じです。

お気軽にお出かけください。

ソファーに腰をおろして、
お茶を飲みながらゆっくり作品と対峙する。

もともと、書画作品は、そうして楽しむものです。

ドタキャンでも全く問題ナシですので、
「行くかも」
と、前日までにご連絡いただけますと、
大変助かります。
お手数をおかけしますが、
よろしくお願いいたします。

電話/ 075-541-5128
又は
お問合せフォーム

お値段の交渉も、喜んで承ります。

◆展示作品◆

池大雅筆初冬山水図

◇初冬山水図◇

款記より明和六年、大雅さん47歳。
同じ年に、
重要文化財「十二か月離合山水図屏風」(出光美術館蔵)
を描いています。
透明感のある色鮮やかな点描を極めたみずみずしい作品です。
本作品はそれと対極を成すように、
最小限の色と筆で静かで豊かな世界を描き出してます。
40歳代後半、大雅さんの芸術が頂点に達した
素晴らしい時代の作品です。

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池大雅筆南極寿星図

 ◇南極寿星図◇

お正月に向けて、とってもおめでたい作品もご紹介。
この作品も出光美術館ご所蔵(川端康成氏旧蔵)の
【寿老四季山水図(五幅対)】延宝11年(1761)作品中の一幅に描かれる、
樸童と鶴を伴った南極老人と非常によく似た作風です。
切れ長で下がった目尻、
細い細い毛足の垂れた眉、
こんもりと柔らかな口髭など、
大雅の南極寿星老人の完成形。

眼つきの悪い鶴を伴った寿星老人の図は、
旧池大雅美術館作品にもあるんですが、
今年は展示されない模様。

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池大雅筆竹図

◆風篁簫瑟図◆

本作品の落款「竹居」は大雅さんが20歳代で使っていた号の一つです。
ただ、印章では度々使われた「竹居」の号は、
落款として書かれた作品は、
本作品と、
旧池大雅美術館蔵作品の2点しか確認されていません。
レアな落款。
濃い墨薄墨の日本の竹が強い風に撓り、
さわさわと竹の葉の音が聞こえてきそうな、
爽やかな作品です。

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池大雅筆狸舞図
◆狸舞図◆

裃を付けた狐が二匹。
一匹は三味線を弾き、
一匹は膝に手を載せて、一曲呻っているようです。
それに合わせて、
狸は踊りながら、
お腹に載せた太鼓を撥で叩いています。

山水画に比べ、圧倒的に少ないですが、
大雅は戯画・おとぎ話を題材にした作品も描いています。
本作品もその一つです。
粋な表具もご覧ください。

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池大雅筆寿老図

◆寿老図◆

お正月に向けて、もう一作品。
どどーんと幅いっぱいに、
満面の笑みの寿老様。
良いコトしかやって来ないお顔でしょう!

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書画作品は、買ってみないと経験できない愉しみが多いんです。
人との関係と、似た感覚です。
実際にお付き合いしないとホントの人柄はわからない、みたいな。
どんなに値切ってくださっても構いません。