径 約16㎝
底径 約7㎝
高さ 約5,2㎝

加藤土師萌
(かとうはじめ)
明治33(1900)年~昭和43(1968)年

陶芸家。
1937年のパリ万博で作品がグランプリを受賞。
東京藝術大学陶芸科初代教授。
1961年、人間国宝に認定されています。

磁器の肌に片切彫りで唐花が彫られています。
鋭い彫跡。
片切彫りは、外側から斜めに刃を入れる彫り方です。
一本の線に、彫りの深い浅いができるため
釉薬の溜り加減で陰影ができ
模様が浮かび上がって微妙な景色を見せるのです。

色を使わない内側と対照的に
真赤に朱を刷いた外側。

高台から広がるなだらかな立ち上がり、
一本の輪線を境に、
角度を上げて口縁に向かう
潔い姿。

手頃な大きさで、
正客様に主菓子を出すのにぴったりです。
もちろん、
冷奴や揚げ出し、茹でた野菜など
お酒のアテを盛るのにも良さそうです。

合わせ箱

¥25,000
消費税・送料別

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加藤土師萌

染付銘《土師萌》