径 約20㎝
高さ およそ2,8㎝
個体差があります
1700年代前半
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見込みに「小」の文字状に3本の松が描かれます。
二重線で区切った、周りのスペースの模様がお洒落で可愛い!
笹の葉と丸い文様が2ツづつ散らされています。
笹は手描きです。
丸い方は、周辺を5ヶ所凹ませていて、
雪輪に見えるんですが、
見込みが松で、笹と来るなら、
梅ですね。
2ツづつ散らされた梅は、
左上は濃い瑠璃、右下は薄瑠璃と、変化が付けられ、
ただ手描きされたのではなく、
丸い型を置いた内側に、呉須を差して描いていることが、
わかる部分があるんです。
面白い技法!
裏がまた更に可愛いくて、
折れ松葉と丸文が散らされています。
珍しい裏模様です。
裏の、この丸文も、
型枠を乗せて上から色を差したことがわかる部分がございます。
高台内の目痕は4つ。
きっちりと成型され、
釉薬を畳付1~2㎜ほどの位置でピシ―っと剝いだ、
丁寧な造りです。
全部で4枚。
2枚は完品、1枚は難点がございます。
1枚は、ニュウがございます。
以下の画像、説明文をご覧ください。
個体【イ】
裏
きっちり作られた高台
¥33,000
消費税・送料込
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個体【ロ】
全体にやや振りモノがあり、
陶土に混入した不純物が素焼き時に焼失した線状の凹み窯疵があります
アガリ(発色)は【イ】より鮮やかです
裏
¥33,000
消費税・送料込
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個体【ハ】
難点部分/ガラス釉の擦れと変色
丸い枠を載せて呉須を差したことが見える部分
他の個体の模様に見られる規則性が、
この個体ではイレギュラーです。
大らかな職人さんだったかもしれません
裏
この個体では、裏の丸文にも、型を載せて色を差した痕跡が現れています
¥30,000
消費税・送料込
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個体【ニ】
ニュウがございます
ニュウ部分拡大/約3,2㎝
裏
¥18,000
消費税・送料込