長 18,6㎝
剣先型櫂先・丸撓
逆樋・一本樋
直腰・中節
四刀

二代住山楊甫
天明2年(1782)~安政2年(1855)
表千家9代了々斎にお茶を学び、
了々斎没後に10代吸江斎の後見役を務めた茶人。

「汲めやくめ茶の意の底の見ゆるまて 七十二翁楊甫」

綺麗に胡麻斑の出た胡麻竹の筒の表に、
墨書きされています。
楊甫のお茶哲学がド直球に歌銘とされています。

余すところなく「汲む」ようにでしょうか、
幅広く、樋の深い骨太の姿です。

楊甫は74歳で亡くなっていますので、最晩年の作。

箱は利斎の作ですが、
上の側面が著しく欠損しています。
筒の最上部、蓋との合わせ部分にシミがございます。

四刀としましたが、
切留を1刀、
上下で2,3刀
向かって左側の面取りで4刀で、
向かって右側は切りっぱなしです。

共筒・共箱
¥60000
消費税・送料込

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住山楊甫作茶杓
   

  

 

  

 
箱蓋裏と欠損部

箱裏/ 利斎の「り」