約18,8㎝
剣先型櫂先・折撓
逆樋・一本


直腰・中節
四刀

高田好胤
大正13年(1924)~平成10年(1998)
薬師寺元管主
10代で当時の薬師寺管主・橋本凝胤の弟子となる。
修学旅行の若者たちへの法話に情熱を注ぎ、
その法話が人気を博す。
管長に就任してから、写経納経の勧進などによって、
薬師寺の建築を再興する大事業を成されました。
今の薬師寺の姿は、好胤さんの情熱によってあるのかと存じます。

非常に力強い雄渾な茶杓です。
中節から上も、かなり肉厚で、
撓めの部分だけ薄く削られ、櫂先部分もふっくらと重厚。
幅も広く、先だけシュッと細くして、大輪の菊の花びらのように
たっぷりと美しい造形です。

もちろん、下削り師がいたのでしょうが、
ただ量産された作品に墨書きだけされたという感じではなく、
この一本に高田好胤さんの教えが宿った姿に思えます。

共筒
無地箱

¥20000
消費税・送料込

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高田好胤茶杓銘和敬





 


甲盛の蓋

箱が若干大きい感じです