最大径 約11,3㎝
高さ 約2,3㎝
1680~1710年代
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盛期伊万里の白磁の小皿。
掌に収まってしまうほど小さなサイズ。
6㎜ほどの高台は、
金属のように堅く面が断っています。
白磁で完成されているということは、
染付や色絵で模様を施す必要がないということ。
胎土の石も極上、成型もパーフェクト。
すっぴんでも完璧な美人です。
菊の花弁を模した形の白磁のお皿や鉢は、
盛期伊万里に数多く種類がありますが、
ここまで小さく、花弁が多い作例は稀です。
花弁と花弁の境目が、手の切れるような造形です。
花弁の先に1ヵ所、針の先ほどの極々小さなアタリ、
小さな黒点、見込みに小さな粒状の肌荒れがございます。
ほぼ完品です。
¥33000
消費税・送料込
アタリ部分