本紙 110,8 ×21㎝
軸装 195 ×29,5㎝
絹本淡彩

須磨對水
明治元年(1868)~昭和30年(1955)
大阪画壇を代表する画家。
四条派の久保田桃水に学ぶ。

波立った水面に、いくつもの月が写っています。
暗い藍色の水。
月たちはその輪郭の周りの水の色で濃く縁取られ、
塗り残すことで明るい月影を顕しています。

對水自身の手による箱書きのタイトルは「銀波」。
たくさんの月影は、波の表現なのでした。

何が作用しているのかわかりませんが、
掛けると、作品の中央に一筋明るい線が、走って見えます。
空から貫く月明かりの心象にも思えます。

本紙に一か所、
軸装に数ヵ所、黒い点汚れがございます。
そのほか、軸装に皺、汚れがございます。
ご確認ください。
作品の持つ詩情を損なう程度ではございません。

象牙軸先
共箱

¥25000
消費税・送料込

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須磨対水筆銀波



  
汚れなど