口径 約12,3㎝
高台径 約4,3㎝
高さ 約7㎝

永樂得全
嘉永6年(1853)~明治42年(1909)
千家十職の土風炉師・焼物師永樂善五郎家14代

口が大きく高台の小さな愛らしい形です。
鮮やかな黄色で芙蓉の花を、
透きとおった緑で葉を描きます。
ふさふさとした蕊と枝、小さな葉に金彩を使っています。
「仁清写」と箱書きされた通り、
輪郭を描かない没骨の琳派の技法です。
鮮やかな色彩の瑞々しい絵が、芙蓉の花が盛りの夏にピッタリ!
このまま紙に書かれていたら、絵画として成立するくらい上手い絵です。

おおらかな丸い形ですが、
畳付から広がる釉薬の掛けられていない部分は、平らで、
口縁から1,5㎝ほどは、アールが掛からずほぼ垂直。
天目茶碗が、ぷくっと膨らんだ、といった姿。

高台などは、それはキリッと成型されています。
可愛くて、格調高い感じです。

高台にとても小さなホツがございます。
共箱

¥60000
消費税・送料込

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永樂得全作仁清写芙蓉絵茶碗


 
ホツ部分
箱蓋表

箱蓋裏
「智恬尼入山を祝ひて
すなほなる 姿に竹のふかみと利
生ひて以久○乃 法のこのてら」