一辺 約5,5~6㎝
高さ 約4,8㎝

それぞれ違う着物を着た丸顔の唐子たち。

通常は、三人の内、違う着物の子供が正面とされますが、
本作品は、3人とも違う着物です。
定型化される前の、古い時代のお品と考えられます。
ヘアスタイルも、お団子2つと、天辺にひとつのツーパターン。
凝った造形です。

にこにこ笑った表情も、それぞれはっきり表わされています。
ちいさな耳までとても丁寧に表現されています。
出色の出来ばえです。

この3人の唐子が後ろ向きに手をつなぐ形は、
中国で筆架として作られた道具を、日本で蓋置に転用したといわれています。
確かに、本作品は繋いだ手の一辺は、他の二辺より長く、
その長い辺に、筆を置いたのかな、と思わせます。

蓋置には珍しく、
古更紗の仕覆が誂えられています。
元々筆架として作られ、愛玩されたのかもしれません。

四方桟箱は後から誂えた感じです。

¥110000
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黄銅三人形蓋置 黄銅三人形蓋置

筆架としてはここが正面






仕覆裏面