径36,2㎝ 高さ4,5㎝ 底径約22㎝
明治時代

厚く成型され、
口縁をひらひらとさせて鉄釉を付けた
所謂「いげ皿」の図変わり優品。
裏に「富」と印は押されていますので
有田の「富善」製かと思われます。

大きな器形ですが
歪みのない綺麗な成型。
縁には、8羽の兎。
躍動的に描かれ、
バックの青海派から飛び出してきそうです。

見込みは、
緻密に描かれた中国の宮中。
美女は眼が小さく
古い絵画がお手本だと思われます。

もとは二枚組ですが
現在は一枚です。
この時代の大皿や大鉢は
ペアで作られるのが一般的です。

コンディションは画像でご確認ください。
総じてあがりはかなり良い方ですが
ひっつきや、混在した不純物による穴などが
所々にございます。

夏なら鱧
冬なら河豚か鴨
お寿司の盛り合わせなど
おもてなし料理を引き立ててくれる大皿です。

¥30000
消費税・送料込

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全景

ひっつきとよごれ

鉄釉の跳ね

裏印銘

裏難点

裏難点

裏縁模様