口径 約11,9㎝
高台外径 約4,7㎝
高さ 約6,7㎝
江戸時代
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元々は蓋茶碗であったと思われますが、
かなり古い時代から抹茶の茶碗として大切にされた様子です。
藍色の大きな斑点が、上・下・上・下と施された地に、
鉄釉で松葉が散らされたお洒落な絵付けです。
白洲正子さんのご所蔵であった蓋茶碗と同手ですが、
白洲さんのお品よりも藍の斑点は大胆で、
松葉は細く写実的に自由に描かれています。
志野といっても良いくらい、たっぷりとした釉薬の厚さです。
抹茶茶碗として十分な存在感です。
口縁に4か所、疵を繕った跡がございます。
お品の雰囲気を壊さない味わいのある繕いです。
合わせ箱
¥110000
消費税・送料込
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疵繕い部分拡大
お品の雰囲気に合わせた工夫ある繕いです
香炉の箱に合わせられています
旧蔵者は赤い紙に「貴重品」と記して貼っています