本紙 122,5 ×29㎝
軸装 206 ×32㎝
紙本

黙雷宗淵
嘉永7年(1854)~昭和5年(1930)

平戸藩士の四男、壱岐国生まれ。
7歳で出家。
京都妙心寺、大徳寺、相国寺僧堂で修業、
後に妙心寺564世管長となる東海猷禅(ゆうぜん)の禅を継ぎました。
京都建仁寺両足院十八世
明治25年(1892)、建仁寺派管長就任。
建仁寺の本坊入口には、
この方の横額書が掲げられています。

「寿山高万丈」
寿山(じゅざん)万丈髙し。
長寿がとっても高い山のようにゆるぎない。
非常におめでたい禅語です。

潤った筆で書かれ、
墨を垂らし込んで濃淡の表情をつけています。
普通、書は、一度書いたら手を加えませんね。
書いた軌跡、筆勢や形で、姿が決まりますが、
この作品は書でありながら、
まるで琳派の絵のようです。

非常に優雅で、
おめでたい言葉を表現するに相応しい姿です。

本紙、軸装に経年による傷み、汚れがございます。
画像でご確認ください。

箱無

¥22,000
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黙雷宗淵書寿山髙万丈

風帯が少し撚れています

折れ多い

加工して、解かりやすくしました。実際にはこんなに目立ちません。