上寸 縦 約21,3 ×21,7㎝
底寸 18,5 ×19,1㎝
取手を含む高さ 約20,2㎝
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駒澤利斎
千家十職の指物師の家系
本作品は、
箱の表書の書体と、中に入っていた紙片から、
13代利斎/明治16年(1883)~昭和27年(1952)
の作と思われます。
利斎の作品としてはもちろん木地の作りで、
箱の蓋にも
「木地釣瓶水指」
と墨書きされています。
箱に張り札があり
「塗師 春宗」
と記されていることから、
木地の水指に、表は溜塗を、内側は黒漆を施した品と推測されます。
漆を施すことにより、
作品裏に記された利斎の印章が見えなくなっていますが、
ちょうど同じ利斎による、
木地のままの釣瓶も手元にございますので、
参考画像として添付いたします。
塗りムラはございますが、
気持ちの良い出来です。
蓋の一隅がほんのわずかに凹んでいるようにみえます。
他にも擦れや小傷がございます。
画像でご確認ください。
カメラの性質上、上から下への角度が大きく見えますが、
実際は緩い傾斜です。
実寸と、真横からの画像をご覧ください。
水は漏れません。
共箱
蓋の桟の一つが外れかかるなど、難点がございます
¥60,000
消費税・送料込
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蓋角、凹み
内在していた紙片
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蓋裏桟の状態
箱の裏、割れあり
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ここからの画像は別作品画像
同じ利斎の生地釣瓶
上記作品蓋表・同じ書体です。
上記作品裏、利斎印