本紙 約117,4 ×22㎝
軸装 約191 ×22,5㎝
紙本

山田無文
明治33年(1900)~平成元年(1989)
妙心寺霊雲院住職、花園大学学長、
禅文化研究所所長、妙心寺派管長を歴任、
花園大学名誉学長

本紙の幅が22㎝。
細長く、無文さんの筆としては華奢な印象です。

「風」は擦れて細長く、
その象形のイメージが目の前に現れています。
最後の画が右下に長く流れて、
文字が左に傾き、

右に傾いた最後の「月」の文字とで、
書全体に動きがあって、軽快です。

朱文方印の「無文」も華奢でデザイン的。

無文さんが書のスタイルを確立する前の、
比較的若い時代の作品ではないかと考えています。
お詳しい方がいらっしゃいましたらご教示ください。

秋草を思わせる落ち着いた色の紬の中廻し裂、
バランスの良い同系色の天地、
上等な竹屋町裂一文字、
様々な丸文を印刻した陶器の軸先で仕立てられています。

残念ながら、シミがたくさん出ています。
本紙の下部にきつい折れがございます。
画像でご確認ください。

無地箱

¥18000
消費税・送料込

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山田無文一行書清風拂明月

  
印章

   
とにかくシミが多いです
誂えたであろう陶軸先
裏面