径 約12,3㎝
高台径 約4㎝
高さ 約4,3㎝
江戸時代後期

小振りで華奢なお茶碗です。
古清水焼特有の、マットな青と緑と金彩で絵付けされています。

器の内側だけに伸び伸びと画があって、
お茶を点てる時に楽しい茶碗です。
平茶碗の器形を上手に生かした意匠。
センスが良いです。

誂えて作られた無地箱には、
「粟絵」と貼紙されていますが、
粟にはない穂先の毛が金彩で描かれています。
では、麦かというと、
一粒一粒の穂の中にグリーンで点描が施されていて、
麦の姿でもない。

私は、猫じゃらしだと思うんです。
穂が大きな割には、しなって首を垂れていないことからも、
高さがまちまちな自由な姿も色も、
猫じゃらしなら納得です。

古伊万里の器にも、
猫じゃらしを絵付した作品例がありました。

ほぼ無傷ですが、
高台に、針の先で突いた程度のホツが2ヵ所ございます。
器の外側に、釉薬が掛かっていない小さな部分が2ヵ所ございます。

画像でお確かめください。

古更紗で作られた包布が付けられています。

四方桟蓋誂え無地箱

¥88000
消費税・送料込

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古清水猫じゃらし茶碗
 


  
釉薬のかかっていない部分

高台のノミホツ
 
包布裏表(古更紗/木綿)32 ×35㎝
座布団
 

 

古清水猫じゃらし茶碗