長さ 28,7㎝
径(一番太い部分) 約7㎜
鉄に金象嵌
江戸後期~明治時代

鉄の風炉用火箸。
上から13㎝ほど、
松葉と松ぼっくりが
金象嵌で散らされています。
摩耗により、模様が消えかかっている部分がありますが
この鉄に象嵌を施す技術は、とても高度で
日本だけのものだったそうです。

頭の部分の形が、一本づつ異なり
また、縦に一本の溝のあることから、
この火箸が一枚の鉄の板を巻いて
一本づづ手造りされたことがわかります。

とても良い味わいです。

箱には、「徳元作」
とありますが、
モノに銘はありません。

スライド式の蓋の、上部の部分が失われています。
時代裂付

¥12,000
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箱欠損部分