口径 約8㎝
高台外径 約3,9㎝
高さ 約7㎝
江戸時代

高台の中や畳付まですっかり黒い非常に小振りの楽茶碗。
片掌に収まるほど小さい乍ら、
胴部分をくびらせ、手抜きのない造形です。

高台脇に黒釉を楕円に抜いて白化粧地を施し、
「乾山」と銹絵で記しています。

「乾山には黒茶碗はない」説もありますが、
2004年、MIHO MUSEUM「乾山」展の図録には、
掻き落としや釘彫りで、松・立鶴・鶴亀・梅を描いた黒茶碗(いずれもMIHO MUSEUM蔵)が紹介されています。
それらの作品に共通するのは、高台内を削り出して兜巾高台とした造り。
本作品も同様の高台です。
畳付まで掛けられた黒釉の目痕が3つなことも、共通しています。

6㎝程、黒漆でニュウを抑えた部分と、
窯から引き出す時の金具痕の上部に約2㎝のニュウがございます。

茶箱か茶籠に仕込まれていたお品らしく、
箱はありません。
仕覆の底が欠損しています。

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漆による修復部分外内
ニュウ部分


銘乾山小黒茶碗