蓋を含む上径 約6㎝
底径 約3,7㎝
高さ 約8,5㎝

コップのような細長い形の本体に、
甲盛の蓋が乗ります。

蓋には、螺鈿で、梅が一枝象嵌されています。

差し込み式で、
手がかりに黒柿を使った、凝った造りの箱の蓋上に

「梅露な徒(つ)免(め)」
と墨書きされています。

墨書きの通り、
白っぽい貝による梅の表現は、白い露を被った梅のようです。

写実的に表現された蓋表の梅と対照的に、
茶器本体の口縁近くの螺鈿装飾は、二本の罫線の中に丸の並んだ幾何学模様。
非常に洒落たデザインです。

「梅露」は格式高い茶道具商・赤坂水戸幸さんの茶名。
水戸幸さん好みの茶器と存じます。
とすると、製作は萩野崇山(庄兵衛/~1929)の可能性が高いです。

螺鈿に一部剥落と、
朱漆が「浮いて」きた箇所がございます。
画像でご確認ください。

内側は溜塗です。
塗り直っている可能性がございます。

袋付
共箱

¥55,000
消費税・送料込

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梅露螺鈿朱薄茶器

螺鈿剥落と朱漆が浮き始めた部分

螺鈿剥落部分

内側

蓋裏

梅露螺鈿朱茶器