もうすぐお正月!
来年こそは本物の道具で新年を迎え、特別な一年にしちゃいましょう。
良い道具はあなたの人生を変えてくれます。
モノのわかる人が少なくなった今こそ、
良いものがリーズナブルにお手に入る大チャンス!
見れば見るほど美しい時代蒔絵の正月道具を、
大急ぎでご紹介させていただきます!
12/13(金)~26(木)まで
(会期中休業日・留守時間がございます)
◆
【商品№1】
◆繁艸蒔絵三組盃・盃台◆
朱漆に裏表全面をすっかり覆うように、繁りに繁る植物が金蒔絵された盃。
よくよく見ると、
葉っぱの葉脈は塗り残すことで描かれています。
信じられないほど緻密な蒔絵。
超絶な蒔絵技術です!
所々色の違う三枚の葉が散らされていますね。
銀と金を混ぜた青金。
こ豪華でありながら、エレガント。
非常に薄く挽かれた木地。
驚くべき軽さです。
盃台は、
黒漆地に、器体を覆うように連続して描き尽くされた蔓草が蒔絵されます。
気の遠くなるような手間をかけ、超絶技巧で作られたお品です。
台の蓋部分は取り外せます。
台の裏と内側は梨地です。
盃を桐製の引き出しに収納できる箱に収められています。
箱の蓋摘みは最高級木材黒柿です。
盃
小/ 径10,4 ×高さ2,6㎝
中/ 11,6 ×2,9㎝
大/ 12,3 ×3,5
盃台
約19,8㎝四方
高さ 約20,2㎝
江戸時代
¥220,000
→50%Off ¥110000!
消費税・送料込
◆
【商品№2】
◆琳派梅椿蒔絵重箱◆
21,5 ×23,5㎝四方
高さ 約23,5㎝
江戸時代
黒漆地に金蒔絵で描かれた椿の花木と、
すっかり端から端まで青貝で描かれた梅樹。
二つの花木は、複雑に重なり合いながら、重箱の四方の側面から天井の上面を貫き、
ぐるりと箱全体に連続して描かれています。
大胆な琳派の意匠です。
梅の木は幹枝、花のすべて螺鈿で表わされ、輪郭と花芯を金蒔絵の細線で描いています。
螺鈿の青貝は大きな片です。
花は一枚の貝片。
細かな貝片を繋ぎ合わせて面とする表現もありますが、
一枚の貝片が大きなほうが、よりダイナミック!
そしてより絵画的です。
重箱は、表現できる画面が大きく、
しかも立体的ですので、表現の可能性の非常に豊かな器物です。
本作品は、日本特有の器物【重箱】に、
琳派の大胆な意匠で装飾を施した優品です。
古い時代のお品でございますため、
ところどころに小さな傷みや疵・修復痕がございます。
大きな痛みはございません。
内側はかなりヤケています。
小さな熱々の食べ物、饅頭か何かを入れた痕跡です。
小傷なども多々ございます。
画像でご確認ください。
オリジナルの外箱があることから、
制作当初から三段であったことがわかります。
外箱のコンディションはよくありません。
◆詳しい説明と画像はこちらをクリックしてご覧ください、是非是非!◆
¥135000
《お買い上げありがとうございます》
消費税・送料込
◆
【作品№3】
◆梅逸・岸駒・雪旦絵付朱三ツ盃◆
大中小の盃のそれぞれに、
有名絵師が絵付けした合作作品。
小さい盃には、長谷川雪旦が画面いっぱいに宝珠を描いています。
長谷川雪旦
安永7年(1778)~天保14年(1843)
「江戸名所図会」(1834-36)の挿絵を描いて名を挙げた江戸の絵師。
この個体は、高台の付け根の漆に傷みがございます。
中盃の絵付けは、岸駒。
宝暦6(1756)または寛延2年~天保9年(1839)
虎の絵で有名な京都の絵師。
盃の表に大きく「寿」と書き、裏に蝙蝠を描いています。
漆をぼかした、さすが岸駒といった絵付けです。
「寿」の文字の豪胆なこと!
蝙蝠は、漢字が「福」の字に似ているため、中国文化圏ではおめでたい動物の代表格。
文化芸術のお手本が中国であった時代に、日本でも盛んに描かれています。
大盃は、表に翼を広げて飛ぶ鶴と、
裏にめちゃ可愛い亀。
山本梅逸の絵付けです。
梅逸は天明3年(1783)名古屋生まれ。
没した安政3年(1856)の二年前には、尾張藩御用絵師となっています。
長く京都に留まり、文人画家として大人気。
作品が多いです。
雪旦は江戸の人ですが、日本各地を旅して名所風俗を写生しています。
本作品は、梅逸が京都で人気絵師であった時に、雪旦が京都に旅し、
3人が合作した作品と考えられます。
贅沢な顔ぶれによるおめでたアイテム盛り盛りの三つ組です。
小 径約8,5 ×高さ2,9㎝
中 径約9,1 ×高さ3,2㎝
大 径約11 ×高さ3,7㎝
無地箱
¥25000→30%Off ¥17500!
消費税・送料込
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【作品№4】
◆守屋松亭蒔絵 馬越化生米寿記念硯箱◆
初釜の金封も、お礼状も、
素敵な硯箱があると書くのが楽しい!
ご維新後の日本を牽引した経済人茶人の一人・馬越化生が八十八歳のお祝いに作らせた特別な硯箱。
馬越化生
本名・恭平
弘化元年(1844)~昭和8年(1933)
号の化生(けしょう)は、益田鈍翁さんの命名です。
鈍翁さんに見いだされて部下となり、
その卓越した商才・人柄で、三井物産を繁栄させた立役者の一人。
その後日本麦酒会社を経営。
大日本麦酒会社として大繁栄させ、「日本のビール王」と呼ばれた豪傑です。
鈍翁さんの次弟・克徳さんによってお茶に入り、
素晴らしい茶道具・美術品を蒐集され、
遠州蔵帳茶入「螢」・中興名物茶入「田村文琳」、
「河村蕎麦」・「柿の蔕」茶碗、大燈国師墨蹟等々の名品を所有されていました。
明治中葉から昭和の初め、
日本経済を牽引した経済人数寄者の主役のお一人です。
□
守屋松亭 /もりやしょうてい
明治23年(1890)~昭和47年(1972)
鈍翁さんご贔屓の蒔絵師。
塗は喜三郎(渡辺)、蒔絵は松亭が定番です。
□
平福百穂 /ひらふくひゃくすい
明治10年(1877)~昭和8年(1933)
川端玉章に四条派を学び、京都で活躍した日本画家。
□
硯の蓋いっぱいに、7本の立派な松が描かれます。
極々細かな金の粒子が、あえてはっきり残される超絶技巧の蒔絵。
松亭でなければできない表現です。
右下に「辛未五月 百穂寫」とあり、
昭和6年(1931)年に下絵が描かれたことがわかります。
右下に若松が一本生え、伸びていこうとしていて、全部で8本。
蓋を返すと、蓋裏に
「壽 八十八爺 馬越化生」
と金蒔絵されています。
化生は豪胆・奔放な方であったそうです。
その伝説がうなずける、無駄のない豪快な「壽」の書。
右上がりで潔い大胆な書姿。
素晴らしいお手です。
硯箱の材の厚さは2㎜以下。
とても軽いです。
小さな疵部分から、胎を見ると、
紙素材を固めて成型されているようです。
硯は、右の側面が一度割れて、接着された跡がございます。
水滴は黄銅です。
旧蔵者に愛玩されたとみえ、使用痕が散見されます。
小さなアタリや底の擦れはございますが、
大きな疵はありません。
画像でご確認ください。
共箱の蓋裏に、
「昭和七年春 松亭作」
と墨書きされています。
箱の蓋表にも汚れがございます。
¥132000
→30%以上Off ¥90000!
消費税・送料込
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他の作品も、お値下げ交渉大歓迎です!
お気軽にご相談ください。
◆
12/13(金)~26(木)まで
13日(金) 11:00~18:00
14日(土) 11:00~18:00(13~15時予約貸し切り)
16日(月) 11:00~18:00(留守の時間有)
17日(火) 11:00~18:00(留守の時間有)
18日(水) 11:00~18:00
19日(木) 11:00~18:00
20日(金) 11:00~18:00(留守の時間有)
23日(月) 11:00~18:00
24日(火) 11:00~18:00
25日(水) 11:00~18:00
26日(木) 11:00~18:00
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