縦 約22,7 ×横 約22,8㎝
高さ 2,5㎝

十代飛来一閑
?~文政13年(1830)

千家十職の一閑張の職人家系の飛来家。
初代は明から清への内乱時に
中国から日本に亡命してきました。

紙を重ねて貼り、
漆を掛ける技法で、茶道具を作る一閑張は、
亡命してきた初代が、
大徳寺の清厳宗渭の紹介で
千宗旦に知遇を得たことから、始まったとされています。

この作品は、
厚く張り重ねた紙を鋭く削ぎ彫って、
精悍な景色を付けた四方盆。

紙なので、とても軽いんです。
四隅など、
所々に僅かに漆が剥げた部分がございます。

裏から見て、右上の角上部に、
2㎝ほど、塗り直しの跡がございます。
画像でご確認ください。

共箱
¥35,000
消費税・送料込

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裏面 ライティングの加減で、銘の朱が薄く見えますが、もっと赤い朱色です。

朱銘 実際は濃い朱色です。

剥げ部分

傷み部分

傷み部分

傷み部分

箱は接合部分が離れてきています。紐は根元から切れ失われています。

蓋の桟が取れかかっています。