口径 約10,2㎝
胴径 約24㎝
蓋を除く高さ 約18㎝
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宝珠の名に相応しいふくよかな目出度い丸釜。
肌の表情が変化に富み、見れば見るほど美しい鉄味です。
ボコボコが大きく凹凸する部分と細かなざらざらがランダムに混在します。
小さな鐵片が埋められていたり、四角い修理痕があったり、
古い時代に鋳造された味わい深い質感。
口縁付近に虫食いみたいに開けられた穴もカッコイイ。
鐶付は鬼面でちょっと細身です。
二つとも撫で肩との接地部向かって右側に穴が刳られています。
面白い!
箱の蓋裏に
宝珠釜
右古道弥作 無紛書之
癸未初冬
御釜師 宮崎彦九郎證(寒雉印)
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12代宮崎寒雉(明治13~昭和39年)の極め書。
箱書きの癸未は昭和18年と考えられます。
「古道弥」は2代西村道弥とされています。
2代西村道弥(~寛文12/1672)は、
表千家4代・江岑宗左(慶長18/1613~寛文12/1672)の時代に、
京都三条釜座(かまんざ)で活躍した釜師。
利休さんは与次郎に阿弥陀堂釜を作らせたとき、
「地をくわつくわつとあらし候へ」と言ったとされていますね。
利休以前の釜のトップブランドは優美でつるつるした肌の綺麗な芦屋釜でした。
あえて荒れた、侘びた釜の肌は、利休さんの美意識。
本作品はその美意識を忠実に継承しています。
江岑宗左は利休の孫である宗旦の三男。
利休さんのスピリットが生々しく生きている感じです。
いっぱいに水を張って試し沸かししました。
漏れはございません。
蓋は唐銅、摘みに虫食いの透かし。
手の込んだ成型による共箱。
ガムテープ痕、裏の桟の欠損、底に割れがございます。
¥85000
消費税・送料込
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蓋用
