上径 約4,7㎝
胴径 約5,5㎝
高さ 約5㎝
□
九代大樋長左衛門
明治34年(1901)~昭和年61年(1986)
□
太鼓型の蓋置に、
線彫りに白土を埋めて鶏が描かれます。
諫鼓鶏(かんこどり)の意匠です。
諫鼓は、
中国の故事で、
為政者に対し、民衆が諫言する時に鳴らす太鼓のこと。
名君が設置したんですが、
鳴らす必要のない良い善政であったので、
太鼓にとまった鶏は安心して、高らかに鳴いています。
太平の世の象徴です。
絵画や造形物では、
太鼓に乗った鶏の姿で表されることが多いのですが、
太鼓の形は、蓋置にぴったり!
上に乗っているはずの鶏は、
太鼓の中に閉じ込められて鳴いています。
さすが加賀前田のお殿様の御用窯。
鶏が生き生きとしています。
内側に少し汚れが見受けられます。
画像でご確認ください。
共箱
¥16,500
消費税込・送料別